ワイヤレス充電器って全然ワイヤレスじゃなくない?
だって、ワイヤレス充電器そのものはケーブルで繋がっているじゃないですか。
ワイヤレス充電器自体をコンセントに繋ぐための充電器も必要で、なんかスマートではないなって思いませんか。

Amazonベーシックのワイヤレス充電器も実質ワイヤード
さすがに壁のコンセントから無線で電気を飛ばすのが夢物語なのは、筆者も分かります。正直それが理想ではあるんですけど。
でも、もう少し配線をスッキリさせられないかな、と常々感じていたんです。
「無茶いうなよ」って呆れられるかもしれないですが、ちょうどつい最近そんな無茶に応えてくれた企業がありまして…。
完全ケーブルレス充電を実現した画期的な充電器がコチラ
そんな筆者の無茶にタイミングよく応えてくれた企業が『CIO(シーアイオー)』。主に充電器やモバイルバッテリーなどのスマホアクセサリーを手がけているメーカーです。
そして、こちらが筆者の理想にグッと近づいた最新充電器『NovaWave SPOT PLUG +C』。
【主なスペック】
- サイズ:直径58mm×高さ28mm
- 重量:約108g
- 出力:ワイヤレス最大15W、Type-C最大30W
※ワイヤレス充電とType-Cの有線充電を同時に利用する場合、ワイヤレスが最大15W、有線充電が最大10W
本体にコンセントプラグを搭載した『Qi2』対応のワイヤレス充電器です。
壁のコンセントに直接挿せるので、『Qi2』対応スマホの充電であればケーブルが一切必要ありません。
では、『NovaWave SPOT PLUG +C』をもう少し詳しく見ていきましょう。


形状はパーフェクトな円形。コンセントプラグはちゃんと折りたためる仕様です。

マグネットを内蔵する『Qi2』の吸着面には滑らかで弾力性のある素材が使われていて、スマホを傷つけないよう配慮されています。

ほかの部分は全体的にシボ加工が施されていました。
高級感がありますし、たとえ傷や汚れが付いても目立ちにくいというメリットも持ち合わせているのだとか。
いつものコンセントが「置くだけ充電スポット」に早変わり!

使い方はめちゃくちゃ簡単!。『NovaWave SPOT PLUG +C』をコンセントに挿して、『Qi2』対応スマホをポンッと吸着させるだけ!
『Qi2』は『MagSafe』と互換性があるため、『iPhone 12』以降のiPhoneシリーズならそのままワイヤレス充電できます。
もちろん、筆者のようにAndroidスマホにMagSafe対応ケースを付けてもバッチリ使えます。折りたたみスマホだとさらに見た目がスッキリしますよ。

折りたたみスマホ+MagSafeケース+『NovaWave SPOT PLUG +C』
どんな場所にあるコンセントも、瞬時に充電スポットに早変わりさせちゃうのが『NovaWave SPOT PLUG +C』の魅力。

ベッドのヘッドボードにあるコンセントに挿して使うのもユニークですよ。ビジネスホテルの枕元にあるコンセントとの相性もよさそうですね。
デスクの高さにコンセントがあるなら、それが一番使いやすい置き場所になると思います。

自宅だと高い位置にコンセントがあるのはやや珍しいかもしれませんが、カフェやコワーキングスペースなんかだと結構見かけるので、持ち運び用の充電器としてもアリじゃないでしょうか。

もちろん、電源タップに挿すことも可能。ただし、隣のコンセントに干渉しちゃう場合もあるので、そこは注意が必要ですね。
ちなみに、『NovaWave SPOT PLUG +C』の側面にはUSB Type-Cポートも搭載されています。

これ単体で最大30Wの出力で充電できるほか、下の画像のように入力端子として使えばシンプルなワイヤレス充電器としても使えました。

その際、『NovaWave SPOT PLUG +C』が簡易的なスマホスタンドになってくれるのも地味に便利なポイントです。
充電スタイル、『NovaWave SPOT PLUG +C』で変えてみませんか?
この『NovaWave SPOT PLUG +C』、正直なところうまく活用できるかどうかは自宅やオフィスなどの環境、特にコンセントの位置に大きく左右されるため、万人受けするアイテムではないかもしれません。
とはいえ、従来のワイヤレス充電器のように別途充電器やケーブルを用意する必要がなく、配線でデスク周りがゴチャゴチャになる心配がないのは大きなメリットです。
ケーブルいらずで取り回しやすいので、旅行や出張用の充電器としてもピッタリ。充電環境をスッキリさせたい人はぜひチェックしてみてください!
[文・構成/UPDATE編集部]