きっかけは自由研究
皆様は「コーラ」についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?
「美味しいけど健康には良くない」という印象が多いのではないでしょうか…?
特にお子様にとっては特別の時だけ飲めるとか、大人になったら飲める飲み物ではないでしょうか。
こずえちゃんにとってもコーラは特別で、お出かけの時や誕生日の時などに飲める飲み物でした。
そこで彼女は小学三年の自由研究でコーラを作ろう!と考えました。
ネットで調べるとスパイスとコーラの実でできていると書いてあったので、コーラの実の代わりに色々な野菜を使って作ってみました。そして沢山の人に試飲をしてもらってたどり着いたのは一番人気だったレモンと豊川の名産とよかわ大葉の組み合わせでした。
次にスパイスの量や作り方が本当にこれでいいのか実際に作っているお店に聞いてみようとなり、この三辻屋ベースへやってきました。
スパイスの分量は少し変えるだけで香りも味も変わります。一緒にいくつか試作してみて最初のクラフトコーラ「レモン&シソ」が完成しました。
自由研究から商品化へ
学校での発表の後、こずえちゃんは、「発表だけでなく沢山の人に飲んでほしい!」と思い、商品化できませんか?と提案してきました。自社の工房を使って商品化し、2024年9月に発表&即売会を行いました。
発表の後こずえちゃんの元には、豊川市の方や大葉の生産者の方から「とよかわ大葉を使ってくれてありがとう!地域の食材を使ってくれてありがとう!」と沢山の感謝の声が届きました。
新たな挑戦
そして今年2025年。
4年生になったこずえちゃんは、もっと地域の役に立てることがしたい。地域の食材を使ってまた美味しいコーラが作りたいと三辻屋ベースにやってきました。
とよかわ大葉だけでなく地元の商品を使ってクラフトコーラを作って地域の役に立てることができないかな?と考え、色々調べた結果、ハイビスカスローゼルを使ってクラフトコーラを作ってみよう!となりました。
なぜハイビスカスローゼル?
今回使うハイビスカスローゼルは、豊川市平尾町にある就労支援施設シンシアの利用者さんが育てたハイビスカスローゼルです。前回レモン&シソを作ったときに、豊川で作られた物を使うことでこのまちに住む人が喜んでくれることがとても嬉しく思い、他に豊川で何が作られているか調べていきこのハイビスカスローゼルにたどり着きました。
豊川の名産ではないのですが、実際に畑に行き利用者さんと会い、このハイビスカスローゼルを使いたいと決めました。
ここで前回よりももっともっと沢山の人に伝えることは出来ないかと色々考え、Makuakeに挑戦してみようとなりました。
使う材料はシンシア産のハイビスカスローゼルと国産レモン、国産甜菜糖、シナモン、クローブ、カルダモン、ブラックペッパー。
◯ ハイビスカスローゼル
古代インドやエジプトの王家など古くから親しまれてきたハーブで、クレオパトラも愛用していたと伝えられています。
◯ シナモン
クスノキ科の常緑樹の樹皮を乾燥させたスパイスで、甘くエキゾチックな香りが特徴です。アップルパイやシナモンロールなどの製菓材料や、紅茶やコーヒーの香りづけ、さらには肉料理にも使われます。
◯クローブ
インドネシアのモルッカ諸島原産の熱帯性常緑樹のつぼみを乾燥させたスパイスです。釘のような形をしており、濃褐色で、甘く強い芳香と舌を刺激する辛味が特徴です。肉料理の臭み消しによく使われます。
◯ カルダモン
ショウガ科の植物の種子から作られる香辛料です。清涼感のある芳香と、ピリッとした辛味、ほろ苦さを持つのが特徴です。
◯ ブラックペッパー
未熟なコショウの実を乾燥させたもので、独特の風味とピリッとした辛さが特徴です。その強い香りと辛味は、味の濃い料理や臭いの強い食材と相性が良く、料理の風味を引き立てます。
保存料や食品添加物(着色料・香料)などは一切使っていないので、子どもや妊娠中の女性でも楽しめるコーラです。
こずえちゃんと妹のちかちゃん
前回の資料を使ってスパイスの量や種類をどうするか考えて行きます。ここで試作するやり方と実際に工房で作る時は工程が変わるので、前回の経験も踏まえて完成後の味を想像しながら作っていきます。
ラベルも自分でデザインします。ローゼルの花と実、後にはレモンのイメージを色で表しました。
住んでいるまちのために
繋がる地域貢献
とよかわ大葉やシンシア産ローゼルなど地元で作っている物を使っていく。この豊川にはもっと沢山の美味しいものや素敵な物があって、それをいっぱい紹介したい!そんな思いがこもっています。地域応援セットに入っているししゅまぐや巾着、アートボールペンは地元の支援施設や福祉に関する団体が制作している物です。こずえちゃんはこれらのものがローゼルコーラと一緒に沢山の人の手に渡って欲しいと思っています。彼女の人を思う心、地域を愛する心がこのMakuakeを始めるきっかけとなっています。
ローゼルコーラの飲み方
ローゼルコーラ1に対して水や炭酸、お湯を4注ぎます。
ローゼルコーラ2:ビール8で苦みを抑えた飲みやすいビールになります。ノンアルコールビールもおすすめです。ローゼルコーラ1:ウイスキー3:炭酸6でローゼルコークハイ。ホットミルクで割るとモーニングドリンクに。カレーに混ぜるとお子様でも食べやすくなります。使い方は色々です。
リターンについて
スケジュール
商品詳細
小学4年生のこずえちゃんが考えた赤いコーラ【ローゼルクラフトコーラ】わたしのコーラ新聞2付
原材料名:シンシア産ハイビスカスローゼル・国産レモン・国産甜菜糖・シナモン・クローブ・カルダモン・ブラックペッパー
サイズ:200ml・500ml
※賞味期限:直射日光を避け、常温にて製造日から1年
※特定原材料7品目:該当なし
※開封後は冷蔵庫で保存し、出来るだけお早めにお召し上がりください
※デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。ご了承ください。
小学3年生の時にこずえちゃんが考えた琥珀色のコーラ【シソ&レモンクラフトコーラ】わたしのコーラ新聞付
原材料名:とよかわ産大葉・国産レモン・国産甜菜糖・シナモン・クローブ・カルダモン・ブラックペッパー
サイズ:200ml・500ml
※賞味期限:直射日光を避け、常温にて製造日から1年
※特定原材料7品目:該当なし
※開封後は冷蔵庫で保存し、出来るだけお早めにお召し上がりください
※デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。ご了承ください。
就労支援施設「グリーンフィールド」で作られるししゅまぐ
「ししゅまぐ」は、豊川市で販売されている、刺繍入りのマグネットのことです。豊川稲荷門前にある「甘味処よび田屋」のガチャガチャで入手できます。豊川市とSDGsを繋げる取り組みの一環として、地域活性化のために作られました。ちなみに「ししゅまぐ」は、刺繍とマグネットを組み合わせた造語です。豊川市を訪れた際には、ぜひ「ししゅまぐ」を手に入れて、豊川の魅力を感じてみてください。
就労支援施設Art Support Graceで作られるアートボールペンと巾着
Art Support Graceはアートに特化した就労支援施設です。利用者さんの作品は近隣のカフェや美容院での展示販売、ワインのラベルデザイン、お寺の花みくじなどに使われています。アートボールペンは、Graceの利用者さんや地元のアーティストさんの描いた絵をボールペンの中に入れる作業をしています。巾着はシルクスクリーンの印刷も行っています。
※デザインを選ぶことはできません。
※デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。ご了承ください。
就労支援施設シンシアの利用者さんたちです。ハイビスカスローゼルを大切に育ててくれています。収穫まで全てやられています。
https://www.apatheia.jp/facility/s-toyokawa
コーディアル工房のスタッフきみちゃん(左)
コーディアル工房は清涼飲料水製造の工房で、普段はハーブコーディアルやクラフトコーラを作っています。今回はレモン&ローゼルの細かい味の確認や配合についてアドバイスしていただきました。
できあがって飲んでみた感想は「爽やかにスパイスが香り、すっきり甘い中に、ほのかなローゼルの酸味を感じます。大人の方もお子様も飲みやすいクラフトコーラです。お水や炭酸水で割ると美しいピンク色になり、心が躍ります。ラベルの、こずえちゃんの描いた可愛いイラストも素敵です。」
就労支援施設Art Support Grace
株式会社ability
豊川市を拠点に活動しており、障がいのある方の芸術活動を支援する企業です。ArtSupportGraceの作品の販売を行っております。
https://ability-inclusive-art.com
クリーンフィールト@きくらけ直売所
豊川インター近くにある #就労継続支援B型事業所 です。通所・在宅での作業を通し《働く事》や《より充実した社会生活を送る》為の訓練をしていただいています。
https://www.instagram.com/greenfield.toyokawa
コーディアル工房
清涼飲料水製造工房。クラフトコーラ「レモン&シソ」も「レモン&ローゼル」もここで作ります。
https://www.instagram.com/cordial_smile_
実行者紹介
皆様、ここまでページをご覧いただきありがとうございます。三辻屋ベースの大山茂久(シゲ)と大山真(チカ)と申します。ここは「あなたの夢をカタチにする」をキーワードに創りたいモノ創れるように一緒に考えたり、浮かんだ企画をカタチにしていく。 そんな伴奏型夢叶応援基地です。三辻屋ベースを軸にこずえちゃんのような企画を色々な方や企業様とカタチにしていきます。今回のプロジェクトについても、本当に多くの方に助けていただき、ここまで来ることができました。
こどもたちが何かをしたい、作ってみたい、やってみたいと声を上げたときに、「やってみよう!」と声をかけ実行してみる。足りない力は詳しい大人や企業に繋げていく。夢をカタチにするための「ハブ」であり続けたいと思って活動しています。もちろんうまくいかないことだって有ります。それも含めて経験出来る場所です。最後になりますが、これからもこの場所が「あなたの夢をカタチに」していける場所でいられるように、またこずえちゃんの夢がカタチになるようにご支援ご協力のほど、よろしくお願いします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。