
📰 元記事公開日:2026年07月07日
🔗 元記事URL:http://www.china.org.cn/world/Off_the_Wire/2026-07/06/content_118585549.shtml
📝 概要:エチオピアコーヒー茶局(ECTA)のアドゥグナ・デベラ局長が、EU森林破壊規制(EUDR)はエチオピアのコーヒー輸出に脅威をもたらさないと述べた。エチオピアのコーヒー農場の99%以上が非森林破壊地で栽培されており、デジタルトレーサビリティシステムも整備済みであることを理由に挙げた。
エチオピアコーヒー茶局(ECTA)のアドゥグナ・デベラ局長は新華社のインタビューで、EU森林破壊規制(EUDR)がエチオピアのコーヒー輸出を脅かすことはないと述べた。EUDRは2020年以降に森林破壊または劣化した土地で生産された製品の欧州市場への販売を禁じるもので、この発言は規制発効の6カ月前に行われた。
デベラ局長は、エチオピアのコーヒーは木の日陰の下で自然栽培されており、この農法はEUの規制要件と相容れないものではないと説明した。3年前に国際企業が確認したデータによれば、エチオピアのコーヒー農場の99%以上が非森林破壊地であるとしている。
EUDRはトレーサビリティも要件としているが、エチオピア政府はすでにコーヒー豆の栽培区画までさかのぼれるデジタルシステムを導入している。生産者にはQRコード付きIDが発行されており、スキャンすることで生産者名・栽培場所・加工方法を確認できる。各コーヒー販売者の地理情報などのデータ収集もすでに完了しているという。
エチオピアのコーヒー生産の90%は1ヘクタール未満の土地で栽培する小規模農家が担っており、当初は個々の農家の追跡に困難があったとデベラ局長は認めた。しかし、コーヒー輸出企業・組合・パートナー組織の支援を受け、生産バリューチェーンに関わる農家・販売者などの地理情報や関連情報が整備されたと説明した。
デベラ局長によれば、翌月にはEUの専門家チームがエチオピアを訪問し、同国のコーヒー生産が非森林破壊かつトレーサブルであることを現地で検証する予定だという。
エチオピアにとってコーヒーはEU輸出の根幹であり、農業主導の経済の柱として輸出収入の約3分の1を占める。EUはエチオピアのコーヒー豆の30%以上を購入する最大の市場となっている。