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「ネスカフェ アイスブレンド」をローンチから主導、ネスレの若きマーケターの「量と質を確保し

📰 元記事公開日:2026年07月06日

🔗 元記事URL:https://agenda-note.com/brands/detail/id=8612&pno=1


📝 概要:ネスレ日本の若きブランドマネージャー・尾崎氏が、「ネスカフェ アイスブレンド」のローンチを主導した経験をもとに、戦略立案・訴求軸の転換・チームマネジメントの考え方を語る。消費者テストにより「溶けやすさ」を訴求軸に変更した意思決定や、2026年の体験型イベント企画などの具体的な施策が紹介されている。


ネスレ日本でブランドマネージャーを務める尾崎氏は、「ネスカフェ アイスブレンド」のローンチを当初から主導してきた。尾崎氏は自身の強みのひとつとして発想力を挙げており、ネスレの入社式でのキットカット企画のようにビジネスチャンスにつながる斬新なアイデアを考案・形にすることが得意だと語る。一方で、アイデアはあくまでツールのひとつに過ぎないとし、データや検証テスト、社内外のパートナーの専門性と連携させることで「仮説」を「確信」へ、そして「成果」へと磨き上げることを意識していると述べた。

「ネスカフェ アイスブレンド」の立案過程では、当初「本格的なアイスコーヒーであること」を訴求軸にしようとしていた。製造チームとともに美味しさを追求してきた背景から自然な流れだったが、コミュニケーション検討段階で立ち止まり、「本格的なアイスコーヒー」訴求と「溶けやすさ」訴求の2軸で消費者テストを実施。その結果、「溶けやすさ」の方が消費者に強いインパクトを与えることが判明し、訴求の軸を転換した。

この仮説検証により確信を持ったビジョンをキックオフで共有することができ、施策もブレなく磨き上げられた。「溶けやすさ」という軸に沿ってエンタメ性を加えた訴求として企画されたのが、2026年の体験型イベント「NESCAFÉ APARTMENT #隣人と溶けるアイスコーヒー」だ。体験によって商品に思い出が付加され、消費者が自宅でもその思い出とともにアイスコーヒーを楽しめることを意図した企画である。

今後の目標としては、まず「ネスカフェ アイスブレンド」をさらに大きなブランドに育てることを挙げ、将来的にはマネージャーとしてチームを率いたいと語った。メンバー一人ひとりの発想力・専門性を引き出し、成功体験を積ませることで自信や次の挑戦へとつなげる環境づくりを目指すとしている。

ネスレ日本 飲料事業本部 レギュラーソリュブルコーヒー部 部長の吉永祐太氏は、尾崎氏について「合意よりも協働していくこと」と「快適さよりも勇気をもつこと」をネスレの働き方の中でも特に高いレベルで意識・実践していると評価。社内外の多様なステークホルダーを主体的に巻き込み、複数回の目線合わせを通じてチームの共通認識を形成しながら「量」と「質」を両立させたコミュニケーションを実現した点を、協働を通じた成果最大化のモデルケースと位置づけた。また、初期仮説に固執せず消費者テスト結果に基づいて訴求軸を柔軟に転換した意思決定を、現状に挑戦し変化を生み出す勇気の体現と評価した。吉永氏は今後、尾崎氏がより複雑で規模の大きいプロジェクトや部門横断のプロジェクトチームを牽引し、メンバーの主体性と成長を引き出しながら成功体験を再現性高く展開するリーダーへ進化することを期待するとコメントした。

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